暮らしの文化を伝える場所。

時代を越えて、
暮らしの物語に出会う。
かつての人々が使い、愛し、暮らしを彩ってきたものたち。
そこには、時代ごとの知恵や工夫、流行や美意識、そして日々を楽しむ心が息づいています。
京町家ぎゃらりぃ董「暮らしの文化展示館 JAPAN」では、長年にわたり蒐集してきたアンティークコレクションを通して、暮らしの中で育まれてきた文化をご紹介しています。
「時代を彩る100年の輝き」展では、明治・大正・昭和初期を中心に、手彩色写真、ガラス、タイル、銘仙、藍の器、裂織、版画・引札など、21のテーマを通して、さまざまな暮らしの文化をお楽しみいただけます。
古いものの中に、今につながる新しい発見がある。
そんな出会いを楽しんでいただければと思います。

見ることから、感じることへ。
そして、語り合う楽しさへ。
董ならではの、暮らしの文化の伝え方
時を重ねた空間で、文化に触れる。
京町家ぎゃらりぃ董は、実際に人が暮らし、時を重ねてきた京町家です。
館内にある家具や調度品も、ガラスケースの中に飾られた展示物ではなく、今も日常の中で使われているものたち。
時計が時を刻む音、囲炉裏の炭の香り、木のぬくもり、古い道具の佇まい。
その空間に身を置くことで、かつての暮らしが少し身近に感じられるかもしれません。




古いものに、新しい楽しみ方を。
アンティークには、本来の使い方だけではない魅力もあります。
かつての道具を花器として楽しんだり、古い家具を組み合わせて新しいしつらえを生み出したり。
時代を越えて受け継がれてきたものに、今の暮らしならではの自由な発想を重ねる。
そんな楽しみ方も、董が大切にしていることのひとつです。
会話から広がる、もうひとつの物語。
ひとつひとつの展示品を、静かにじっくりと眺める。
その色や形を楽しみながら、かつての暮らしに思いを馳せる。
そんな時間も、展示の楽しみ方のひとつです。
そして、気になるものや、もっと知りたいことがあれば、どうぞ気軽にお声がけください。
「これは何に使われていたのだろう」「当時の人は、どんな暮らしをしていたのだろう」
そんな何気ない疑問から、会話が広がっていくこともあります。
董が大切にしているのは、訪れた方が自由に見て、感じて、考えながら、新しい発見を楽しんでいただけること。そして、その楽しさを一緒に分かち合えることです。
ひとりでは気づかなかった発見が、誰かの言葉をきっかけに生まれることも。
展示は、訪れた人との会話によって、さらに豊かなものになっていきます。
ひとりで楽しむ時間も、誰かと語り合う時間も。
それぞれの楽しみ方で暮らしの文化に触れて頂ければと思います。

21のテーマから広がる、
100年の輝き。
明治・大正・昭和初期。
日本の暮らしが大きく変化していった時代には、今見ても新鮮なデザインや、驚くような工夫、そして人々の豊かな感性があふれています。
董では、21のテーマをさまざまな切り口で組み合わせながら、暮らしの文化を紹介しています。
ここでは、その一部をご紹介します。

銘仙の着物
大胆な色づかいとモダンな柄。時代のおしゃれ心や、自由な感性に出会えます。

ガラス
光を受けて表情を変える、昔のガラス。色や形、手仕事ならではの揺らぎも魅力です。

藍の器
食卓を彩ってきた藍の器。日常の中に息づく、美しさや豊かさを感じます。

版画・引札
文明開化の風景や人々の賑わい。絵の細部から、変わりゆく時代の姿が見えてきます。

漆器
日々の食卓や祝いの席を彩ってきた漆器。艶やかな色と丁寧な手仕事に、暮らしの美が宿ります。

手彩色写真
写真であり、美術であり、土産品でもあった手彩色写真。一枚の写真に、当時の暮らしと文化が息づいています。
昔の暮らしとの出会いが、
今の暮らしを少し豊かに。
何気なく使われていた道具に、思いがけない美しさを見つけたり。
昔の人々の暮らしに、今の自分と重なる想いを感じたり。
誰かとの会話から、これまで気づかなかったものの見方に出会ったり。
古いものを知ることは、過去を振り返るだけではなく、今の暮らしを新しい目で見つめることにもつながるのかもしれません。
京町家の穏やかな時間の中で、自由に見て、感じて、語り合う。
そんなひとときを、楽しんでいただければ嬉しく思います。
テーマ展示は入場無料です。
開催日程・開館時間は、最新のご案内をご確認ください。

