火袋は、京町家にある吹き抜けのことを言います。土間全体を通り庭と言い、通り庭の一番奥にある炊事場、この上にある空間のことを言います。火がまわりに燃え移っても、火は吹き抜けを通って上にあがるため、広がる事はありません。そのように、火を閉じ込める事から火袋と呼ばれるそうです。
京町家ぎゃらりぃ董ではこの火袋のあるスペースが給湯室となっております。冷蔵庫や温水ポットもありますので、お飲物を用意したり、ご自由にご利用頂けます。
ギャラリーご案内
火袋・通り庭(給湯室)
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見世の間
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囲炉裏の間
見世の間からもう一歩奥へ入ると、囲炉裏をご利用頂けるスペースがございます。10月から4月の間は、炭をおこしております。鉄瓶にかけたお湯をご利用頂けますので、お客様とのご歓談やご商談の場として是非ご利用くださいませ。普段とは違う雰囲気の中で、…
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京間
奥の間にあたる6帖の京間。違い棚の付いた床の間、隣接する坪庭の空間が、お部屋をゆったりと感じさせてくれます。こちらのお部屋は展示会やイベントの控え室としてのみのご利用となります。…
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坪庭
職住一体型の京町家の、店部分(母屋)と住居(離れ)の真中に位置する坪庭は、ウナギの寝床と呼ばれる細長い京の町家に、光と風を取り込みます。坪庭によって、冷やされた空気は、自然の冷房とも言え、京町家は暮らしの工夫そのものだと思います。そのように…
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火袋・通り庭(給湯室)
火袋は、京町家にある吹き抜けのことを言います。土間全体を通り庭と言い、通り庭の一番奥にある炊事場、この上にある空間のことを言います。火がまわりに燃え移っても、火は吹き抜けを通って上にあがるため、広がる事はありません。そのように、火を閉じ込め…
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外観
京町家ぎゃらりぃ董は、総二階の京町家です。総二階の京町家は、明治後期から昭和初期にかけて作られた町家で、2階の天井を高くし、それまで一般的であった、虫籠窓が、ガラスの窓に変化していきました。また、軒灯看板は100年ほど前のものをリニューアル…