
皆様を一番最初にお迎えする軒灯看板と暖簾にはたくさんの想いがこもっています。『董』には『古きをただす』『芯となる大切なもの』という意味があります。古き佳きものを大切にしていきたいという想いを込めて名付けました。軒灯看板は100年ほど前のもの…
趣のある町並み又は個性豊かで洗練された生活文化の保全及び継承を効果的に進めるため,個別の建物や区域を京都市が指定する条例です。京都の町並み、歴史・文化の象徴である京町家を、建物としての視点だけではなく四季折々の自然を感じる生活文化など、暮ら…
一歩店内に入れば、漆喰の白壁にべんがらの黒い柱、町家のもつ華奢で楚々とした雰囲気と、外とは別世界の涼しさを感じて頂けることでしょう。ここは京町家の『店(見世)の間』にあたる場所です。商いの部屋として使われてきました。中央には蔵の戸で作ったテ…
見世の間からもう一歩奥へ入ると、囲炉裏をご利用頂けるスペースがございます。10月から4月の間は、炭をおこすことも可能です。鉄瓶にかけたお湯をご利用頂けますので、お客様とのご歓談やご商談の場としてもご利用くださいませ。普段とは違う雰囲気の中で…
奥の間にあたる6帖の京間。違い棚の付いた床の間、隣接する坪庭の空間が、お部屋をゆったりと感じさせてくれます。こちらのお部屋は展示会やイベントの控え室、お客様とのご商談、おくつろぎの場としてのみのご利用となります。仕出し弁当のお手配も可能です…
職住一体型の京町家の、店部分(母屋)と住居(離れ)の真中に位置する坪庭は、ウナギの寝床と呼ばれる細長い京の町家に、光と風を取り込みます。坪庭によって冷やされた空気は、自然の冷房とも言え、京町家は暮らしの工夫そのものです。そのように、昔の人々…
火袋は、京町家にある吹き抜けのことを言います。土間全体を通り庭と言い、通り庭の一番奥にある炊事場、この上にある空間のことを言います。火がまわりに燃え移っても、火は吹き抜けを通って上にあがるため、広がる事はありません。そのように、火を閉じ込め…
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